【グリーンカード】面接の雰囲気と感想

こんにちは、ラビです。

今回は、グリーンカードの面接に行ったときのお話をシェアします。

YouTubeでいろいろな人の体験談を参考にして、あまり緊張せずラフに行ったのですが・・・

結論から言うと、めちゃくちゃ緊張しました!

ほぼ同じ時期に面接を受けたであろうyutuberさんで「面接官が威圧的で怖かった・・・」と言っている動画を後日見つけたので、コロナ中だったことも影響していたのかもしれません。

人にもよると思いますが、威圧的面接官バージョンもあるということをお伝えできればいいなと思います。

目次

面接に通されるまで

11: 15  面接時間

20分前に到着して、15分前まで建物の前で待機しました。

15分前になったら、館内に入って、セキュリティチェックを通ります。

ここまでは指紋採取の時と同じですね。

夫婦一緒に荷物のセキュリティチェックを受けましたが、x線検査はもちろん一人ずつ。

私はハイヒールを履いていたので、靴を荷物と一緒にかごに入れ、彼もベルト等をかごに入れていました。

セキュリティチェック後、待合室で名前が呼ばれるのを待ちます

他にもカップルで来ている人や一人で来ている人もいました。

一人で来ている人は会社サポートのGreen Card だったのかもしれません。

カップルで来ている人達の中には弁護士同伴の方もいました。

私達も本当はそうしたかったのですが、別の州に住む弁護士さんだったので電話のみで参加してもらいました。

意外にも待合室での待機時間は5,6分で、すぐに名前を呼ばれました。

人によっては、夫婦別々の部屋に通されて、祖語がないか確認されることもあると聞いていたのですが、ありがたいことに私たちは一緒の部屋に通されたので少し安心しました。

ただ、面接官が全くもって笑顔のない女性で、上下セットのパンツスーツを着ており、かなり緊張しました。

第一印象は「FBI捜査官?」でした。

まず入室後、①それぞれのパスポート、②それぞれのDriver’s Lisence、③私のEAD(Employment Authorization Card)、を面接官のデスクに並べました

面接官のデスクには透明のアクリル板があったのですが、「全部並べたらすぐ下がって!」っという感じでした。

用意された椅子に掛ける前に、右手を上げ、

「このinterviewでは虚偽は言わず、真実のみを伝えることを誓いますか?」

的な質問をされ、“Yes, I do.”と答えてから、椅子に座りました。

モカ(夫)の方から、面接官に「私達の弁護士をinterpreterとして面接に参加させたいが、電話をかけても良いか?」と確認。

場合によっては断られることもあるようですが、私たちはOKをもらえました。

尚、このタイミングで電話をかけない方の携帯は電源を切れと言われたので、目の前で私の携帯の電源を切って見せた後、鞄にしまいました。

モカの携帯で電話をつないで、弁護士さんが自己紹介をし、Bar Number?(おそらく弁護士の登録番号)を確認されていました。

ただ、結果的には弁護士さんに何か仲介してもらうことはなく、一緒にただ参加しているという印象でした。

面接官が私達の提出した書類に目を通し、謎の沈黙が1分ほど続いた後で、おもむろに質問が始まりました。

面接で聞かれたこと

私への質問は覚えている限りで以下の項目でした。

・過去に他の苗字を使ったことはあるか?
・彼のlegal フルネームは?
・彼の西暦も含め生年月日は?
・彼はどこの会社で務めていて、どんなことをしている?
・彼が生まれた場所は?
・彼の両親のフルネームは?
・彼の両親はどこに住んでいる?
・2人はどこでいつ出会った?
・最後に私がアメリカに入国した時は何visaだった?どこからの入国?

その後、I-485※に記載の質問、約65問をほぼ全て口頭で質問され、トリッキーな質問がないかビクビクしながら全部No と答えました。

※違法滞在や麻薬で捕まった履歴がないかなど、基本NOの回答になる質問たちです

彼への質問は以下の項目でした。(同じく覚えている限りでは・・・)

・彼女のLegal フルネームは?
・彼女が務める会社名は?
・彼女の両親のそれぞれフルネームは?
・彼女の両親には会ったことある?
・彼女の家族とはどのくらいの頻度で連絡を取る?

特に名前を呼ばれるわけでもなかったので、どちらへ質問しているのかは、面接官の目線だけで判断する必要がありました。

どうしても英語を完全に理解しているモカがつい、私への質問に答えようと回答やフォローしようとしてくれるタイミングがあったのですが、

「あなたには聞いてません、答えないで」とピシャっと一言。

気持ち的には「おめぇは黙ってろ!」と言われた気分でした苦笑

万一に備え、「日本語で時々、夫に通訳してもらっても大丈夫?」と序盤で聞いておこうかと面接前に夫婦で相談していたのですが、とても聞ける雰囲気ではありませんでした。笑

その為、今回の面接で日本語がお互い出ることは一切ないまま英語で進めました

最後にワクチン等を受けたI-693の封筒を渡し

「書類を全部確認して、内容に問題なかったら、SupervisorにGreen card発行の推薦をする。

時間は最大120日間かかるけど、その間は待っておいてね

と言ったことを案内されました。

もう少し和やかな面接を期待したのですが、とっても真面目な面接でした。

最期に質問はあるかと聞かれたので、

「先ほど、120日間は待つようにとのことでしたが、この場でグリーンカードが取れるかどうかはわからないということでしょうか?」

的なことを聞きました。

それに対して、面接官からはマニュアル通りな回答として、

「私は書類の内容を確認して齟齬がないか確認しているだけだから、グリーンカードが取れるかどうかはSupervisor(上司)が判断する。とにかく120日間は待ちなさい」

とのことでした。

面接後、弁護士さんとFeed back

面接後に私たちの弁護士さんとFeed backの電話をしたのですが、弁護士さんいわく、おそらく今回の面接官はグリーンカード面接経験の浅い人だったんだろうとのこと

理由:普通は書類に目を通してから面接をすることが多いが、彼女は既に提出している、二人のなれそめの論文や、その他の書類に目を通している様子がなかった。

恐らく数日前に書類を渡され、内容を確認することもないまま面接に臨んだのかもしれない。

そう考えると、120日間かかると予防線を張ったことも合点がいく、と。

経験豊富な面接官は面接の終わりに「OK! Green Cardこれで大丈夫だよ!」と言ってくれることもあるそうです。

というか、そういう情報ばかりYouTubeで見てしまっていたので、ちょっとガッカリしてしまいました・・・。

しかし、そういう意味では、面接官に対する弁護士さん側の意見が聞けたので、電話だけでも参加してもらった意味はあったなぁと思います。

結果

結果的には無事取れまして、面接の1か月半後に弁護士の元にグリーンカードが届き、その後すぐに私の自宅へ転送してくれました。

120日待たずに済みました!

カード自体は1か月たたずに発行されていたみたいなので、1か月程度はやはり待たないといけないようですね。

あくまで私個人の経験ですが、これからグリーンカードを申請される人達の参考になれば嬉しいです!

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この記事を書いた人

アメリカの生活一般常識や、旅行、英語などをゆっくり更新しています

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