【グリーンカード】用意した書類とその詳細

こんにちは、ラビです。

今回は、グリーンカード申請に用意した書類一式についてご紹介いたします。

書類は、大きく以下の3つがありました。

【1】グリーンカード申請者本人の私が用意する書類
【2】サポーターとなる配偶者(アメリカ国籍 or グリーンカード保持者)側が用意する書類
【3】二人が共通して用意する書類

以前の投稿でもお話しましたが、私は元々、就労VISAを取得してアメリカで仕事をしているタイミングでモカと出会いましたので、アメリカにいる状況でグリーンカードの申請をしています。

これから、私たちが用意した書類をご紹介しますが、必要書類のフォーマットは時々、書式が変わったり、以前まで必要だった書類自体が必要なくなったり、また、反対に新たな法改定で書類が追加されたりと常に最新の情報をUSCISから確認する必要があります

書類が全て送れていれば、次のステップである「面接」にこぎつけることが出来ます

書類が足りない場合には、何が不足しているかのお知らせが届くので、それらを追加提出しないといけません。

つまり、書類に不備があると、その分、グリーンカードの取得までの道のりが遠のくので注意が必要です。

もし、アメリカの就労ビザをお持ちでない場合には、フィアンセビザの取得からスタートするかもしれませんので、お気をつけください!

目次

申請者本人が用意した書類

※全て2020年時点で必要だった書類と申請費用です※

  1. I-485: Application for Status as Permanent Resident($1140.00)
  2. I-130: Petition for Alien Relative($535.00)
  3. I-765: Application for Employment Authorization *
  4. I-131: Application for Travel Document *
  5. G-325A: Biographic Information *
  6. I-693: Medical Examination*(基本料金$245.00、追加のワクチン費$155.00)
  7. G-1145: E-notification of Application *
  8. 戸籍標本のコピーと英訳
  9. パスポートのコピー
  10. 就労Visaのコピー
  11. I-94のコピー
  12. 母子手帳のコピーと英訳

また、上記以外に書類は提出していませんが、Biometric fee(指紋)として$85.00を含めた金額を支払いました。

総額で支払った金額については、前回の記事を参考にしてもらえると嬉しいです。

(補足)I-765について

I-765については、労働許可証です。
グリーンカードが取れれば、もちろんアメリカで働けるようにはなるのですが、グリーンカードより少し早めにもらえるようです。
私は自分のL-ビザ(就労ビザ)が切れそうなタイミングだったので、仕事を辞めなくても済むようになるべく早く就労許可を取る必要があり、一緒に申請をしておきました。

(補足)I-131について

I-131については、旅行許可証のことです。

グリーンカード申請完了前に、もし日本に一時帰国予定がある場合、この書類の提出もおすすめします。

申請中にアメリカ国外を出てしまうと、アメリカに再入国できない可能性があります。

せっかく用意した大量の提出書類を一から用意し直すなんて大変すぎますし、下手したら強制送還されかねないので、グリーンカード申請後は、アメリカ国内で大人しくします。

ただ、このI-131も一緒に申請しておくと、労働許可書同様、グリーンカードより少し早めに届きますので、急遽日本に帰国が必要となった際に安心です。

私は、グリーンカードが自宅に届く約2か月前に、この就労許可証と旅行許可証が同時に届きました。

(補足)G-325について

G-325では過去アメリカのどこに住んでいたかの住所リストを記載しました。

最初の赴任地がニューヨーク、その後、辞令が出て別の州へ異動、そこでも何度か引越しをしたので、全部の住所を記載しました。
どこかで使うかなと思っていた家の契約書を取っておいてよかったです!(もちろんメールにも住所は残っていましたが・・・!)

(補足)I-693について

I-693: Medical Examinationは、健康診断みたいな書類です。

母子手帳をもとに予防接種の履歴を英訳し、USCIS指定の医療機関で健康診断を行います。

USCIS指定のワクチンが足りていない場合には、ここで追加接種され、その他、簡単な診断がありました。

(補足)G-1145について

G-1145については、申請した書類の受理状況等を通知してもらえるサービスのようです。

メールやテキストでお知らせが入るようですが、基本的に私たちの場合は全て弁護士さんに連絡が来ていたので、漏れずに連絡を転送してもらっていました。

サポーター(アメリカ籍or既にGCを持っている配偶者)が用意するもの

I-864: Affidavit for Support

この、I-864は、結婚をしても経済的に相手の生活をサポートできるかということを証明する書類となるようです。

その為、指定フォーム以外に、それを裏付けられる、以下の給与明細とTAX申請(日本で言う、確定申告のような・・・)書類等も一緒に提出しました。

Tax return information
Pay and Salary information (6か月分)
W-2
Copy of Proof of Employment

もし、サポーターとなるアメリカ国籍( or グリーンカード保持者)の人が就職前の学生さんとかだと、この辺が証明できなくなるので、第三者に保証人として書類を提出してもらう必要があるようです。

2人とも用意するように言われた書類

  1. 証明写真(2 x 2 inches)
  2. Marriage Certificate(婚姻証明書)
  3. Joint bank account
  4. 結婚式の写真(なかったので提出せず・・・)
  5. 2人の名前が入っている契約書等
  6. 2人のなれそめ、写真付きで婚姻詐欺ではないことを証明する論文・・・

証明写真(2 x 2 inches)

日本のようなスピード証明写真機はありませんが、CVSなどの薬局、COSTCO等で撮ってもらうことが出来ます。

USCISのサイトを確認し、サイズを間違えないように要注意です!

ここで撮影した写真はグリーンカードには載りませんでした。

Marriage Certificate(婚姻証明書)

今後、何をするにしてもMarriage Certificateの提示・提出が求められるようになります。

原本は手元に控えておいた上で、コピーを複数枚、申請して取得することが可能です。

Joint Bank Account(2人名義の銀行口座)

Joint Bank Accountは結婚後、すぐに作ることを弁護士さんにおすすめされました。

日本にはないと思うのですが、アメリカでは、二人名義の口座が作れます。
(日本でも作れるとしたらすみません)

共有財産があり、生計を共にたてていることを証明出来ます。

結婚式の写真

結婚式の写真は、あれば用意を、と言われたのですが、コロナ禍での結婚だったこともあり、私たちは式を挙げませんでした。その為、式の写真もなかったのですが、この辺は6.二人のなれそめについて綴った書類でカバーしました。

2人の名前が入っている契約書

2人の名前が入っている契約書については、車の保険契約書を利用しました。

家の契約や、何か支払い関係のものなど、これも生計を共にたてていることを証明出来るものとして提出が求められるようです。

2人のなれそめ、写真付きで婚姻詐欺ではないことを証明する論文

写真付きで婚姻詐欺ではないことを証明する論文ですが、これは本当に大変でした・・・。

弁護士さんを通していない友人の話では、これは用意しなかったらしいですが、どうも弁護士を通すと漏れなく論文は用意を求められるようです

「申請者(=私)が何故アメリカに来たか」
「どうやってモカ(=夫)と出会ったか」
「付き合い始めのタイミング」
「共通の友人」
「一緒に旅行に行った写真」
「結婚のタイミング」
など、後から思い返せば思い出みたいなものにはなりましたが、まぁ面倒でした。

1つ、ここで弁護士さんには「コロナがきっかけで結婚したみたいなことは書くなよ」、と言われました。

あくまでタイミングがあったからプロポーズした、と。

そんな弁護士さんからのアドバイスも受けながら、いかにグリーンカード目的の結婚ではなく、本当に愛のある結婚なのだということを熱弁する10ページに渡る作品が出来上がりました。笑

結婚詐欺、もしくは大金払って偽装結婚してまでグリーンカード取る人も残念ながらいるみたいなので、仕方ないですね・・・

まとめ

いかがでしたでしょうか?

私たちは、就労visaの期限が差し迫っていたという状況があったのですが、正直なところを言うと、USCISのwebサイトを見ても、どこまでが必要な書類か確信が持てず、早々に弁護士さんを頼ることを選択しました・・・。

書類に不備があると、結局その分、申請も滞ってしまうわけですし、一刻も早くグリーンカードを取得したい方は、弁護士さんを通すことをお勧めします!

時間と根気のある方は自分で申請することももちろん可能!

これを読んでいる方が無事にグリーンカードを取れることをことを願います!

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この記事を書いた人

アメリカの生活一般常識や、旅行、英語などをゆっくり更新しています

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