【アメリカ出産準備】英語ゼロの母の為に渡米前に用意したもの

皆様、アメリカ在住中に出産を予定していたりしませんか?

私は今回、初めての出産をアメリカで控え、とにかくどうなるのか分からなかったので、色々とサポートしてもらう為に母を日本から召喚することにしました!

ただ、母は英語力ゼロ・・・!(しかもパスポートも持っていませんでした)

そんな母の為にアメリカ入国時になるべく困ることがないよう、こちらで用意したこと、伝えたことを皆さまにも共有できればと思います!

目次

母に日本で用意してもらったもの

パスポートを取りに行く(最寄りのパスポートセンターを調べてあげる)

私の母はネットも使えない人なので、まずはどこにパスポートセンターの場所を確認した上、駅からの歩く距離が最も短い場所を教えてあげました。

アメリカ入国にはESTA申請が必要となり、申請にはパスポート情報が必要となるので、早めに申請手続きをしてもらうようお願いしました。

ESTA申請は72時間前が推奨されているけど、個人的には1週間前がオススメ!

パスポート申請には、戸籍謄本もいるので、日数に余裕をもって行動したいですよね。

TSAロックのスーツケースを買ってもらう

アメリカでは、セキュリティチェックの為であれば鍵を壊してでも中身を確認されます

鍵を壊されたくない場合には、TSAロックタイプのスーツケースであれば、鍵を壊されずに済みますので、もしスーツケースはこれから購入する、ということであれば、スーツケースは断然、TSAロックタイプがオススメ!

TSAロックは、同時多発テロを機に導入されたらしいよ!

もし、既にTSAロックタイプではないスーツケースがあり、新たに購入したくない場合には、スーツケースベルトをした上で鍵はかけずに預けると良いでしょう。

日本食や赤ちゃんグッズを買ってもらう

なかなかアメリカでは手に入らない、便利グッズをこの機に持ってきてもらうことも大事です。

ご参考程度に、私が用意してもらったのは以下の5つです。

  • 円座クッション(産後は椅子に座るのが辛い)
  • レトルト食品(混ぜるだけパスタシリーズ等)
  • 前空きボタンの新生児服(アメリカは前空きタイプが少ない or ジッパータイプ)
  • 粉ミルクの小分け袋(お出かけに便利!)
  • スキナベーブ(新生児の沐浴剤で洗い流さなくて良い)

とにかく産後はボロボロになるので、なるべく買い出しに行かなくても済むように準備出来ると安心です。

旅行保険への加入(年齢チェック)

友人の話を聞いていても、日本から産後ヘルプに来てもらう場合、お母様には1か月ほどアメリカに滞在してもらう人が多いようです。

とはいえ、一般的に、母とは高齢・・・

慣れない土地で母が体調を崩す可能性大なので、医療費の高いアメリカで余計なお金が飛ばないよう、海外旅行保険に入ってもらいました。

70歳以上は海外旅行保険プランがない保険会社もあるので、要注意!

US$の現金・クレジットカードを用意

アメリカでは現金を使うことがほとんどないので、現金でUS$を$100ほど、後はクレジットカードでOKと伝えました。

もし、ホテル等に泊まる予定があればチップ用に$1紙幣が多めにあると良いですね。

$100紙幣などの大きい金額は偽札と疑われがち・・・

日本のクレジットカードはセキュリティの関係か、海外で利用出来ない可能性があるので、事前にカード会社へ連絡して海外へ行くことを伝えて必要に応じてセキュリティの解除をしておくと、より安心です。

母の為に、私がアメリカ側で用意したもの

日本発のアメリカ行き航空券

母は海外旅行も行ったことがないような人だったので、日本発アメリカ行きの往復航空券もこちらで手配しました。

アメリカにある日系の旅行代理店だと、「呼び寄せ航空券」と言ってUS$で航空券が購入できます!

直行便があればベターですよね。

ただ、乗り継ぎしないといけない場所にお住まいの方もいると思いますので、その場合には乗り継ぎ時間に要注意です!

旅行代理店の方には、「乗り継ぎ時間として最低でも2時間は空ける」ように言われましたので、特に歩くのがゆっくりな親世代には乗り継ぎに余裕のある航空券を手配してあげましょう・・・。

ESTA(電子渡航認証)

ESTAも私が代理で申請をしました。

パスポート情報さえあれば、アメリカにいる家族でも代わりに申請手続きができます。

むしろ今回、親のESTA申請をしていて「こんなに入力する項目あるの!?」と驚きましたので、ネットに疎い親世代には中々の苦行です・・・

申請料金はUS$21(2024年9月時点)ですが、代行会社も増えていて、気が付かずにアクセスしてしまわないようご注意ください!

決済画面で$21以上の場合には、代行会社のサイトで手続きをしてしまっている可能性大・・

羽田空港の出国までの流れ

まず海外旅行に行ったことがない母だったので、空港の出国までの流れも説明しなければなりませんでした。

羽田空港発だったので、公式サイトのリンクを送って予習をしておいてもらいました。

出発手続き⇒羽田空港は第3ターミナルが国際線です。

アメリカ入国審査で想定される質問応対集

入国で一般的に聞かれるのは、「渡航目的」「滞在期間」「滞在場所」「帰りのチケットの有無」かと思います。

どう聞かれるかは人によるので、ある程度予想をつけて回答出来る準備をしておけると安心です。

滞在目的 ⇒ WHY ?

滞在期間 ⇒ HOW LONG ~?

滞在場所 ⇒ WHERE ~?

帰りのチケット ⇒ RETURN TICKET

就労VISAでアメリカ再入国だとかなり色々と聞かれますが、ESTA(観光)だと質問は1個か2個程度という印象です。

母には、質問応対集を渡した上で、入国審査官の質問が分からなければ正直に「分からない」と言い、困ったら私作成の紙をへ見せるように伝えました。

ご参考までに、こちらで作成した応対集の一例

【渡航目的】I came here to support my daughter since she is having a baby soon.

【滞在期間】I am going to stay for a month. (滞在期間によって変更してね)

【滞在場所】I am going to stay at my daughter’s house.

アメリカ到着後、出口までの空港内の写真

もし、親がアメリカに来る前に一時帰国することがあれば、空港内の写真を撮っておくこともオススメします。

飛行機を降りてから入国審査のレーン⇒荷物受け取りの場所⇒出口までの道筋を写真で記録しておくと、よりイメージがわきやすいかと思います。

撮影禁止エリアもあるので、要注意!

一時帰国の予定がなければ、一時帰国を予定している友人・知人・同僚に写真撮影を頼むと良いでしょう。

アメリカ到着後、空港のFREE Wi-Fiのつなぎ方

空港には大体、FREE Wi-Fiがあるので、飛行機到着後、なるべく早く連絡が取れると安心ですよね。

ただし、Wi-Fiにつなぐ為には英語の画面を進めないといけないので、英語力ゼロの母には至難の業・・・。

事前に空港へ行って、Wi-Fiをつなぐまでの画像をスクリーンショットに撮って、母へ送りました。

私の母は、フライト到着後、なかなか出てこなかったのですが、Wi-Fiをつないでくれたことで、入国審査の場所がかなり並んでいるという連絡が取れて安心しました。

母に伝えておいたこと

直行便には日本語を話せるスタッフがいる

長距離フライト中に何かあった際のフライトアテンダントさんとの会話をかなり懸念していた母・・・

しかし、日本発着の国際線は外資系航空会社でも日本語が話せる or 日本人スタッフが必ず乗っています!

エコノミー、プレミアムエコノミー、ビジネス、いずれに乗ったとしても日本語が伝わらなくて困るということはないので、安心ですね。

乗り継ぎの場合には、アメリカ国内線の区間では日本語が話せる人はいないので要注意

機内の時間つぶし

エコノミークラスの個人モニターって結構近くないですか?

私は、目が疲れて長い時間、映画も見ていられないので、目が疲れやすい母には、眠れなかった時用に本を持参することもオススメしました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

正直、はるばるアメリカまで手伝いに来てくれる母には感謝しかありませんでしたが、ちゃんと辿り着けるのか、会えるまでずっと心配していたことを今でも覚えています苦笑

ちなみに、兄が来てくれる際にはなかなか海外で運転する機会もないと思ったので、一応、国際免許証を取ることもオススメしました。

ツアーと違って、航空券だけ手配して自分の力だけで海外へ行くことって、親の世代には意外とハードルが高いことだと思うので、これから家族を日本から呼び寄せ予定の皆様のお役に立てば幸いです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

アメリカの生活一般常識や、旅行、英語などをゆっくり更新しています

目次